昔々あるところに、お爺さんとお婆さんに似たお爺さんが住んでいました。
お爺さんは山に芝刈りに、もう一人のお爺さんは川に洗濯に行きました。
もう一人のお爺さんが川で洗濯をしていると、川上から大きな桃がどんだけー、どんだけー、と流れてきました。
もう一人のお爺さんが桃を持ち帰り、包丁で切ると、中から服を着ていない子供が現れました。
どれだけ愛し合っても、二人のお爺さんには子供がいなかったので、とても喜びました。
お爺さん二人はこの子を、桃太郎と名付けました。
悪い鬼を退治することになった桃太郎に、お爺さんは黍団子を持たせました。
そして桃太郎はいざ、石垣島へ。
島に向かう途中で、桃太郎は動物を家来にしました。
犬・猿・きじ・ハブ・マングース。
鬼が島に到着した桃太郎たちの前に、鬼が立ちはだかりました。
『ふっはっはっは、貴様にはこの俺の手で引導を渡してくれるわ。この鬼め!!!』
猿は鬼の腕にしがみつき、犬は鬼の顔を舐め、きじは鬼の肩に乗りました。
ハブと戦うマングース。
『滅びの爆裂疾風弾!!!』
やがて、心を鬼にして見事、鬼を粉砕・玉砕・大喝采。
そしてマングースも勝利。
桃太郎と二人のお爺さんは、いつまでも幸せに暮らしました。
めつぶしめつぶし