キャラクターリノベーション8
日頃は『テイルズウィーバー』をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
こんにちは。キャラクターバランシング担当者です。
リノベーション3次の実装から本当に長い期間経ってしまいましたが、
今回4月に次の2キャラクターのリノベーションを実施いたします。
ご紹介するキャラクターは
クロエ・ダ・フォンティナと
ジョシュア・フォン・アルニムです。
まずはクロエに関してご紹介いたします。
クロエ
クロエはアノマラド公爵家門であるフォンティナ家の令嬢で、
優れた外見と政治的能力により原作小説内で存在感を見せるキャラクターです。
魔法に関して好奇心があるという設定があり、
テイルズウィーバーではその設定を活かしてティチエルとともに代表的な魔法使いキャラクターで設定されています。
クロエは攻撃型ティチエルとスキルの大部分を共有していました。
攻撃型ティチエルとの差は、攻撃スキルがさらに多く、自分の攻撃力を強化するバフと
強力な防御スキルであるマナウォールを持っているという点です。
攻撃能力はティチエルと大きい違いはありませんでしたが、マナウォールの性能により防御能力はとても強力でした。
これまでに実施したティチエルのリノベーションにより、ティチエルは攻撃力、補助能力、利便性が強化されました。
それにより、クロエはマナウォールによって防御能力はティチエルに比べて優位ではありますが、
残り能力はティチエルが大きくリードするようになりました。
防御能力だけ優位であることは確かに強力ではありますが、
極限システムにより攻撃力の優位性が高まった今のテイルズウィーバーでの一般的なクロエの評価は少し低下しています。
しかし、マナウォールの防御能力はキャラクター及び装備能力値などの組み合わせにより非常に強力な効果となっており、
攻撃力が足りないと言っても上位コンテンツで安定したプレイが可能でした。
他キャラクターで同程度の装備を装着した状況で比較するとクロエのみが安定した状況が発生してしまい、
コンテンツのレベルデザインを無視しているような状態となっているため、
他キャラクターとの差を調整しなければならないと判断し、今回調整される予定です。
防御能力は今より弱体化することとなりますが、代わりに攻撃力は強化となる想定です。
新規系列シエン : クロエ
他のリノベーションキャラクターと同様にシナリオ的性格を持ったパッシブスキルが配置されます。
既存にクロエが持っていたスキル効果が含まれたパッシブスキルや
シナリオ的関連が大きいキャラクターとのシナジー効果のあるパッシブスキルで構成されます。
新規スキル
1. 属性別追加スキル
火、水、雷系のスキルが再編される予定です。
構成されたスキルは、見慣れたスキルもあるだろうし、新しいスキルもあるでしょう。
土、風系には新たなスキルが追加される予定です。
攻撃スキルやバフ、デバフスキルが属性のコンセプトに合わせて追加される予定です。
2. リンケージ
ティチエルが持っているリンケージスキルをクロエにも適用します。
ティチエルと同様に2個以上属性スキルを多様に使うのに役に立つでしょう。
3. マスタリー
複数の属性のスキルを連携させることで付加効果を与えられるようなマスタリーを構成する予定です。
1つの属性のスキルだけ使うよりは複数の属性のスキルを使用すると更に良い効果を得られるようなイメージです。
その他
アクションスロットが追加され、いくつかのスキルのエフェクトは変更になります。
また、クロエにだけある炸裂、氷花、雷電状態異常もより活かせるようになる予定です。
以上がクロエに関する情報です。
続いてジョシュアに関する情報をお伝えいたします。
ジョシュア
ジョシュアは原作小説では主人公として詳しく紹介されているキャラクターです。
アノマラドの有力な公爵家門であるアルニム家の後継者として登場します。
ジョシュアは遺伝で発揮される特異な能力として悪魔の才能と称される「デモニック」の力を持っています。
デモニックは世の中のすべての知識を習得することができるほど
卓越した知能とその知識を短期間に習得、活用することができる力です。
この才能は多方面に利用できることからジョシュアは政治、軍事、学問、芸術など分野を問わず
優れた能力を発揮することができます。
同時に霊媒能力も持っており、幽霊を見ることや対話も可能です。
さらに、自分の体を幽霊に貸すことができます。
憑依能力を活用して難関を克服したりします。
デモニックと霊媒能力は、同時に発現されている場合がほとんどであり、
この遺伝子的能力は、すべての人間が耐えられるわけではなく、
能力を持った多くの人は狂ってしまうほどの祝福であり、呪いの力です。
原作小説では、物語の展開とともにジョシュアが自分の能力をどのように活用して克服するか、
よく示しています。
テイルズウィーバーではデモニック設定が活用された戦闘スキルはないが、
霊媒設定を活用してスキルがデザインされました。
小説で見せた場面のように近接戦もできて、
魔法使いのように魔法を利用して戦うこともできます。
魔法攻撃が輝いていた時代にはゴーストバーストの強力なダメージと衰弱効果が良い評価を受けたりもしていました。
しかし魔法攻撃キャラクターが勢力獲得した時代が過ぎ、
衰弱よりも強力な弱体化効果を持ったキャラクターが一人二人と現れ始め、
ジョシュアの戦闘性能は良い評価を受けることができなくなりました。
スキル構成は悪くないが、性能が微妙であるという評価を受けるようになります。
先程申し上げたようにスキル構成自体は悪くなく、シナリオ設定もうまく組み込まれています。
しかし性能が十分でないことが問題です。
ジョシュアのリノベーションは微妙と評価されている部分を引き上げる方向で進める予定です。
戦闘性能と機動性を高め、霊媒というコンセプトをさらに活用します。
既存とあまり変化がないと受け取られるかもしれませんが、
ジョシュア以降の新規キャラクター、リノベーションキャラクターと肩を並べることができるようにします。
新規系列シエン : ジョシュア
他のリノベーションキャラクターと同様にシナリオ的性格を持ったパッシブスキルが配置されます。
ジョシュアが元々持っていたスキル効果が含まれたパッシブスキルや、
シナリオ的関連性が大きいキャラクターとのシナジーがあるもので構成されます。
デモニックの設定を持ったスキルもありますが、ただしデモニックの能力は危険も隣り合わせであるため、
あらゆる所でジョシュア自ら制約をかける設定があります。
そのためゲームの特性上小説のような遥かに優れた能力を保有するのは不均衡を招くことになるので、
常識的な線で能力を設定する予定です。
新規スキル
1. モード
ジョシュアと密接に関わりがあるリーチェのようにモードを切り替えるアクションスロットを持っています。
霊媒設定を活かしたモードなどが存在します。
モードアクションスロットのスキルもクイックスロットに登録して使うことができますが、
そのスキルを使用できるモードをつけた時だけ登録が可能です。
2. 攻撃スキル変更及び追加
霊媒能力ということで、幽霊の設定があるベンヤのスキルの一部がジョシュアのスキルセットに追加されます。
機動力と戦闘の利便性を上げて活用することができる想定です。
3. バフ & デバフ
衰弱の効果が強化・拡張され、他の弱化能力を持つキャラクターに負けない性能を持つ予定です。
自分とチームの属性値を強化する新しい強化効果も構成される予定です。
4. マスタリー
パッシブスキル、バフ & デバフスキルに追加効果を与えたり、
効果を変更できるマスタリーで構成する予定です。
その他
アクションスロットが追加されて、大部分のスキルエフェクトが変更されます。
ジョシュアに関するお伝えできる内容は以上になります。
ここまでの内容についてはまだ開発途中の内容であるため変更される点があるかもしれませんが、
今年4月での実装に向けて開発が進めれられています。
引き続き、まだリノベーション対象となっていないキャラクターについても、
開発は進めていきますので実装まで今しばらくお待ちいただければと思います。
今後とも『テイルズウィーバー』をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。