キャラクターリノベーション9
日頃は『テイルズウィーバー』をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
こんにちは。キャラクターバランシング担当者です。
前回からまたお伝えするのが遅くなってしまい申し訳ございません。
各キャラクターに対する説明の前に、リノベーションの周期と日程に関する話から差し上げます。
既に進行されたキャラクターリノベーションは4ヶ月周期でアップデートするのを目標とし、
キャラクターのコンセプトに合わせて全体スキルと戦闘方式を改善する形態で進行してきました。
このような方式で進行をしていたところ、コンテンツの制作や月ごとのイベント、
不具合修正など開発速度に影響を与えるようになってしまい、対象キャラクター数を縮小させ、
最終的にはリノベーション適用までの周期が成り立たなくなってしまいました。
一回に多くの変化を提供しようとしていましたが、実質的にリノベーション以外の問題修正や、
実装後の全体バランス調整に対する問題を扱うことができる時間も物理的に不足していました。
上記の理由により、今後はキャラクターリノベーションをキャラクターの現状の方向性に対して
変化を与える方式で進行しようと思います。
既に進行されたリノベーションはキャラクターの戦闘方式や狩りコンセプトなど
すべての面について変更していましたが、以後リノベーションでは方向性を変更し、
既存の戦闘方式と狩りコンセプトを維持するが、
スキルの調整や新規スキルの追加などを通してキャラクターの効率を変化させる方式に変更したいと思います。
これは以前のリノベーションキャラクターより簡素化されたということではなく、
各キャラクターの固有特性と狩りコンセプトなどをさらに活かすために変更された内容であることと
ご理解いただきたいと思います。
まだリノベーションが行われていないキャラクターも、これまでの遅れが無いように
この方向性でのリノベーションにて実施し、実施した後に全キャラクターのバランス調整を行い
全般的な方向性を改善し、頂いたフィードバックの対応を実装できる形態を目指そうと考えています。
今回のリノベーションに入る前に、これまでに近距離キャラクターと遠距離キャラクターの攻撃距離の違いによる
不便さに対して意見が多く見られている状況かと思いますが、テイルズウィーバーの多くのコンテンツでは移動せずに
粘り強く攻撃を行う行為を控える方式のギミックと戦闘を提供してきました。
しかし、これは遠距離と近距離の差だけ極大化して、結論的には近距離キャラクターだけ
ギミックに対応するために攻撃時間が減り、火力が下がる状況が多々発生するようになりました。
同様の内容で即死スキル、スラストを通じた強制移動とコンボ不可、
範囲狩り時スキル使用位置とモンスターのトレイン方法など、
さまざまな部分で近距離キャラクターは遠距離キャラクターより非効率的な方法で戦闘をするしかありませんでした。
このような状況でこの前の7月と9月適用された新規ダンジョン <アビス>のコンセプト上、
動くモンスターに付きまとって攻撃をする形態のダンジョンが適用されて、
近距離キャラクターの地位がさらに落ちるようになりました。
<アビス> ダンジョン以後、急激に近距離キャラクターをプレイするユーザー方々が感じる
煩わしさや難しさが増加した部分を緩和するために、ダンジョン1人モード追加や、
11月アップデートにて適用する即死スキル、スラストスキルによる位置移動などの不便さを解消するパッチ、
その他にも多様な試みを通じて近距離キャラクターでの狩りペナルティ除去のための調整を行います。
近距離狩りペナルティ除去作業の目的に合うように今後のキャラクターリノベーションも
近距離キャラクターを先に進行するようになる予定です。
さて、それではキャラクターリノベーションの内容に移ります。
今回ご紹介するキャラクターは
ボリス・ジンネマン(Boris Jineman)と
マキシミン・リフクネ(Maximin Liebkne)です。
まずはボリスについてお話します。
ボリス
ボリスは'ルーンの子供たち : 冬の剣'の主人公であり、'ルーンの子供たち'シリーズに登場する人物です。
ジンネマン家の次男であり、冬の剣・ウィンタラーの持ち主です。
ボリスはテイルズウィーバー初期キャラクター中の一人で、
エピソード1のストーリーでも重点的な役割をするキャラクターです。
長髪の秀麗な外見と伝説の武具ウィンタラーの主人で多くのユーザーに愛を受けたキャラクターです。
ボリスはエピソードでも素敵な姿をしばしば見せてくれて、狩りなどのゲームプレイにおいても
ウィンタラーのコンセプトに似合う氷を扱った系列の魔剣士スキル、
シルバースカル優勝者というシナリオにふさわしい剣スキルなどを使うキャラクターです。
初期のころは戦略的に使うことができたクレイアーマー、
ダメージを増幅させてくれる貴重なバフ効果の赤い月の盟約などのスキルとスマッシュクラッシャー、
フローズンブレイクといったすてきなエフェクトを持ったスキルとを通じて、
ロマンと効率をどちらも感じることができたキャラクターでした。
しかし、様々なバランシングなどを通し、現在のボリスは長い中ディレイによって良くない評価を受けており、
マナウォールや多様なシールドスキルが現れた結果、
貴重なクレイアーマーというスキルも効率が低いように見られるようになりました。
ソロプレイでもチームプレーでもほかキャラクターを上回る長所が簡単には見ることができない
非運の'主人公'キャラクターとなってしまいました。
今回のリノベーションでは先程案内したようにボリスの戦闘スタイルは維持し、
ボリスとウィンタラーの設定に当たるバフとスキルを再構成します。
赤い月の盟約を除去する代わりそれ以上のダメージを出すことができるような調整を行い、
全体的な効率が向上するように変更します。
ウィンタラーを始めとしてボリスが持った多様な設定を活かすことができる派手なエフェクトのスキルも追加し、
最も大きい中ディレイに関しても修正します。
氷を扱うということをコンセプトに、ボリスの特性とウィンタラーを活かす形態でスキルを変更し、
シルバースカル優勝者であり剣の師弟ナウプリオンの剣術を引き継ぐ戦士という名前にふさわしく
戦場で敵を圧して戦うボリスのコンセプトを生かせるように努力します。
スキルの改善と新規スキル追加に加えて、マスタリーシステムとアクションスロットを追加し
状況にあう戦略的な選択と戦闘方式の便宜性を提供するように変更する予定です。
ボリスに関する話はここまでであり、
続いてマキシミンに関する話になります。
マキシミン
マキシミンは最近の'ルーンの子供たち : ブラッディッド'の共同主人公であり
'ルーンの子供たち : デモニック'の主要キャラクターで、幼い頃から一人で多くの弟を養うために努力する青年で、
世を渡る方法を知るキャラクターとして多くの方に愛をされています。
マキシミンもボリスと同様に、テイルズウィーバー初期からプレイ可能なキャラクターで登場しました。
特有のシニカルな雰囲気と他人に気を使わないような態度によって多くの方に愛されていると認識しています。
マキシミンはすてきなスキルエフェクトとキャラクター設定などにより人気を得ており、
再分配、ステータスなどの部分で利点を取ることができました。
五花月光斬、シルフランスなどマキシミンの固有スキルとテイルズウィーバー初期キャラクターの共通スキルを通じて
狩りも比較的しやすいキャラクターであって、エピソード1キャラクター中PVPでも影響力が高いキャラクターでした。
しかし、現在のマキシミンはダメージ増加型バフスキルがなく、低い防御力により容易に死んでしまったり、
範囲技スキルが使いにくいため、狩りでは上位のキャラクターではない状態となりました。
さらに追加して、趣と強さをどちらも追求することができた魔剣士というポジションは現在では
効率を無視してロマン重視のスタイルとなってしまった結果、彼を選択するユーザーが減ってしまいました。
今回リノベーションではマキシミンもボリス同様に既存の戦闘方式は維持します。
固有特性に当たるデバフとスキルを再構成し、キャラクター強化系のバフが無い状況から
ダメージを出すことができるように再調整します。
体力が落ちた時も強い威力を見せることができるような新しい要素も追加し、
キャラクター特性の強化及び効率向上を目指して発売初期に持っていた
マキシミンの牙城を取り戻すことができるように準備します。
風と関連があるマキシミンの特性と主人の自我を食う強力な力を持った魔剣ミストラルブレード、
劣悪な状況でもっとよく生き延びて終りまで戦うマキシミンのコンセプトを生かしたいと思います。
これまでのキャラクターリノベーションと同様にスキル改善及び新規スキル追加以外にも
マスタリーシステムとアクションスロットの追加を行います。
以上がマキシミンに関する話となります。
これで今回お話する2キャラクターの情報については終了となりますが、
追加で、次の6次リノベーションキャラクターを紹介して終わりたいと思います。
今回紹介したリノベーションの次の対象キャラクターは、エピソード1キャラクターであり、
近距離キャラクターである
ルシアン、シベリンを予定しています。
詳しい内容及び日程はまたお手紙を通じてお伝えいたします。
今後とも『テイルズウィーバー』をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。