卒業からもう1年。なのに……。埼玉県東松山市にもキャンパスのある大東文化大学(本部・東京都板橋区)で、昨春の卒業アルバムがいまだに購入者の手元に届いていないことがわかった。制作担当だった学生全員が、作業を放り投げたまま卒業したのが主な原因という。下級生の卒業が間近に迫るなか、同大は「大変申し訳ない。一日も早く届けたい」としている。
同大によると、2012年度の卒業アルバムは1冊1万2千円。学部卒業生2796人のうち、約15%にあたる410人が購入を希望し、学生から集めた代金の総額492万円は、すでにアルバム制作の委託業者に支払われている。
アルバムづくりに同大は関与せず、学生自治会の「卒業アルバム委員会」が企画・制作する。12年度は、委員の5人全員が4年生(当時)だった。ところが、写真データの張り付けやレイアウトなどが未完成のまま、昨年3月に全員卒業してしまい、同委員会内に作業を引き継ぐ後輩もおらず、制作途中のまま放置されたという。
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卒業式が終わった後に気づいても遅くはなかろうか ?
われは学生時代にはよき思い出がなきゆえ、卒業アルバムになど到底手は及ばなかったが。
われだったらこのような作業は真っ平御免だ。