キャラクターリノベーション5
日頃は『テイルズウィーバー』をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
こんにちは。キャラクターバランシング担当者です。またお会いすることができて光栄です。
今回紹介するキャラクターは、ミラ・ネブラスカです。
ミラは不遇な幼年期を過ごしていましたが、'ネブラスカ'号の船長である'ジュール・ネブラスカ'の養女になり
縦横無尽に海を歩き回る海賊として暮らすようになります。荒い人々の中で生き抜いてきたために
彼女は大胆かつ豪胆な性格となっていましたが、やがて様々な人々に認められるようになります。
'先代船長'の寵愛と世話があったとはいえ、彼女は実力で'船長'の席を受け継いだ有能な人物です。
特に優れている力と運動神経により後押しされた戦闘能力を持つと思われています。
しかしそれは単にシナリオにだけ限った話となっている現状はご存じでしょう。
現在のテイルズウィーバーではあまりパッとしないスキルセットを持っていて、
攻撃と防御能力は強くはないと認識されていますね。
スキルの大半が分散型連打スキルとなっている攻撃スキルは不便であるのに加えてあまり強くなくて、
覇気は現在の上位ダンジョンなどでは効果が得られないため、過去存在していた特別な技術も消えた状態です。
優れた運動神経を持ったというコンセプトを持ったキャラクターであるのに、
移動または回避技術さえ持っていないのです。
シナリオでのミラと実際ゲームでのミラはとても大きく乖離しています。
リノベーションを通じて追加されるスキルや修正されるスキルは
バランスをとるを目的に構成されるのは正しいですが、
各キャラクターのシナリオコンセプトをキャラクターに溶け込ませることも重要だと思っています。
ミラについて、上記のようにキャラクターコンセプトや不足している点を強化するリノベーションを進行する予定です。
新規系列シエン : ミラ
他のリノベーションキャラクターと同様にシナリオ的性格を持ったパッシブスキルが配置されます。
リーダーシップ、運動能力、大胆、賭博に関連したコンセプトが込められる予定です。
高い回避力
ロアミニと同様に回避型キャラクターとして育成しても戦闘に支障がないようにスキルを追加する予定です。
上記で記載したミラ系列シエンにも存在しており、打撃系列(名前は変わる予定です)にも存在させる予定です。
スーツとバンド、回避に関する内容は前回お伝えしておりますので、そちらを参考してください。
系列シエン補正修正
ミラの系列シエンはHACKとDEXを補正してくれる鞭系、DEFとHACKを補正してくれる打撃系があります。
物理複合スキルと装備が用意されているにもかかわらず
物理複合に当たる能力値で分配しにくい状況であることを理解しており、
この問題と高い回避力を見せてくれるキャラクターとして分配されなければならない能力値を考慮して、
系列シエンの補正能力値を変更しようとしています。
まだ詳細については申し上げることはできないのですが、みなさんが感じている不便を改善するために
努力いたします。
攻撃スキル動作変更
ミラが使う武器である鞭や連接棍は通念上他の近距離武器より射程距離が長い武器です。
このようなコンセプトをより活かすため、ミラのスキルは近距離キャラクターと
遠距離キャラクターの中間に位置した射程距離を持つように変更する予定です。
十分な強さを持つ単体連打スキルがあまりなく、分散型連打スキルが主力スキルとして使われています。
分散型連打スキルは理解されている通り状況によっては効率が悪いです。
そのため、リノベーション1次で変化したキャラクター達のように単体連打スキルを用意する予定です。
素早い移動とディレイ
ミラの主な戦闘コンセプトを"速い速度で縦横無尽に駆け回り、攻撃をするキャラクター"として設定します。
運動能力が良くて射程距離が長いながらも素早く攻撃ができる武器を使うからですね。
打撃系列に機動な動きを活かしてくれるスキルと攻撃ディレイ減少スキルを追加する計画です。
状態異常-中毒 の活用
ロアミニで明らかにした状態異常の中毒をミラも活用します。
ミラの攻撃能力を向上させてくれる要素として用意する予定です。
マスタリー
ミラにもマスタリースキルが追加されます。
キャラクター自体やスキルを強化する形式のマスタリースキルが主になります。
エフェクト改善
これまでにも話していたように攻撃スキル動作変更の一環で
攻撃スキルのエフェクトが大部分変わるようになるため、エフェクトのクオリティも改善します。
主力攻撃スキル以外では覇気や紅い射手の砲撃なども改善対象になります。
ミラに関してご紹介する内容はここまでとなります。
前回のロアミニリノベーションについての手紙以降、
ロアミニの回避特化に関して期待半分、憂慮が混ざった意見が多く見られました。
良く言えば恩恵を予め予測できる。悪く言えば実験用のモルモットのようであるという意見も見られました。
憂慮するのが当然です。特にロアミニは長い暗黒期を経て今もその最中であるのに、
実験的な試みをするということ自体が不安な心が入るのでそのように思うことは変な事ではありません。
回避特化というコンセプトでロアミニがさらに悪い状況に置かれるようになることは私共も願うところではありません。
回避は必須ではなく選択肢中一つとなる予定で、その選択肢を魅力的にするのが目標となっています。
それでは、次は約二週間後に2次リノベーションの最後の紹介となる、
イサックに関する手紙でまたお会いできればと思います。
今後とも『テイルズウィーバー』をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。